バイトしながらの仕事探し
年齢と性別 | 30代後半女性 |
無職の期間 | 6カ月間 |
無職の前は | デザイン会社勤務 |
私は、デザイン系の専門学校に通っていました。
学校の先生の紹介で、学生の時からデザインの会社で簡単なアルバイトをしていました。
就職を決める時に、その会社の社長が私の事を気に入ってくださって、
「ぜひ、うちの会社で働いてほしい」と言ってくれました。
スポンサーリンク
自分に仕事がなかった会社
正直、就職活動が面倒くさかったのが一番の理由ですがそのバイト先の会社でお世話になることにしました。人間関係もわかっていたので、安心して入社したのですがそれは大きな間違いでした。
入社して気付いたのですが、あまりにも仕事が少なかったのです。
デザイン会社と言っても少し特殊なデザインを手掛けている会社なので、需要があまりなかったのかもしれません。
会社には社長と男性社員が一人、そして私の3人がいました。男性社員の方は、彼にしかできない仕事がありましたが、私には仕事がありません。
わずか4か月で退職
初めてしたのは、会社のキッチンの清掃でした。ゴキブリの糞まみれのキッチンを掃除しながら、
「いったい私は何をしているのだろう・・・」
という気持ちでした。
することと言えば、電話番と雑用くらい。これで給料をいただいているのが嫌になり、退職しました。わずか4か月ほどだったと思います。
若いから何でも仕事はあると、楽天的に考えていたのですが面接に何度も落ちるうちに、もっとよく考えて就職すればよかったと後悔しました。
直接言われはしませんでしたが、
親も私が無職でいるのを良いように思ってはいないようでした。
そこで、とりあえずコンビニでバイトをしながら正社員の仕事探しをすることにしました。
バイトしながらの仕事探し
バイトを始めて10か月後、
無事正社員の仕事を見つけることができました。
しかも、子供のころからなりたかった書店員になれたので回り道したけれど、じっくり待っていてよかったと思っています。
あれから十数年経った今では、
結局デザイン系の仕事をしていますが、
あの時に、いつまでもアルバイトのままでいるもんか!
と探す努力をあきらめなかったのが良かったのだと思っています。
公開日:
最終更新日:2015/10/12