飲食店社員(店長候補)の給与とその実態
2016/11/12
飲食店社員という職業
応募年齢 未経験は35~40歳ぐらいまで
応募要件 学歴不問・接客経験者優遇・資格不要
平均年齢 36.9歳
平均年収 475万円
実際年収 300~500万円
時給 850~1,200円(アルバイト・パートの場合)
月給 20~35万円
拘束時間 12~15時間(内休憩あり)
訓練期間 特になし(現場で)
採用度 易しい(若い人の場合)
人間関係 濃い
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飲食店社員の仕事内容
飲食店社員とは、居酒屋・カフェ・レストランなど外食産業の店舗において、毎日の店舗運営を行うために、スタッフとして関わるお仕事です。
今回は、有名料理店などで料理人下働きから料理人を目指す専門職人ではなく、あくまでも運営スタッフのお話です。まず外食産業と言っても、調理業務とホール業務とでは仕事内容は異なります。職人的な調理が必要とされるお店については、ホール担当と調理担当でそれぞれ専門が分かれますが、居酒屋などのチェーン展開の飲食店の場合は、両方を兼ねることが多いようです。
ホール業務の具体的内容としては、お客様から注文を受けたり、出来上がった料理を運ぶ、レジ打ちなどを行います。一方、調理業務とは料理を実際に作る担当です。その他の仕事としては、バイトの管理(シフトの作成)や本部への売り上げ報告などもあります。
社員である以上、店長候補生ということになりますが、実際に店長やそれ以上の統括(地域ごとに店長をまとめる人・スーパーバイザーとも言う)に出世できるかどうかは、雇われた会社の規模や慣習によります。
また同じ業界内でも店舗や会社により、勝ち組と負け組ではっきりと分かれており、勝ち組の場合は比較的高収入が見込めるところもありますが、一般的な給与体系は拘束時間が長い割には低いと言われています。また、この業界は慢性的に人手不足なのが特徴です。
飲食店社員のメリット
- 大手チェーンは比較的給料がよい
- 接客が本当に大好きな人には向いているのかも
- 昼食などはまかないで食費節約(金額は一部給料から天引き)
- 最近は人手不足により時給アップの傾向(バイト・パートの場合)
- 人手不足なので(若ければ)大手でも採用されやすい
飲食店社員のデメリット
- 給料が安い(時給換算すると)
- 長時間労働(朝早く、夜遅い)
- 休みが少ない(バイトの出勤状況で休みもなくなる)
- 世間の休日は稼ぎ時なので基本は出勤
- 残業が多く、サービス残業(無休残業)もあり
- 大手でない場合、社会保険、雇用保険はないところが多い
- 有給はないも同然
- 立ち仕事で疲れる
- 体力的にしんどい
- 長くいてもスキルは上がらない
その他アドバイスなど
- 年収はピンキリだかどこも激務は間違いない
- 離婚している人が多い
- バイトなら、いい社会勉強
- 飲食業界の常識は非常識
- コミュニケーション能力、サービス力が求められる仕事(無愛想な人は向いてない)
- (勤めてから)本当に大変だったら、辞めてもいいんだよと言ってあげたい
- 社員はバイトと経営陣(又はオーナー)と板挟み
- いつも人手が足りていて、(社員に)人気のお店はいい職場
飲食店社員のキャリアアップ
独立開業
調理技術の取得、店舗運営ノウハウの獲得後、晴れて大海原へ
会社内で出世を狙う
実力とは、売上高という数値。
しかしながら外食産業において出世の条件は、仕事力よりも人間的な魅力(上司にも可愛がられる)にあるという人も・・・。また、大手の場合の本部は、専門を持った他業種からの転職組も多かったりするようです。
他業種へ転職
同じ外食産業へ転職の場合は、管理職経験ならある程度優遇されますが、ホールスタッフ経験に、キャリアと言えるほどの価値はありません。なのでこの業界に長くいられないと思うのであれば、早い(若く)に越したことはないようです。
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