自分の持ち味を生かした仕事探しを
年齢と性別 | 20代前半男性 |
無職の期間 | 9か月 |
無職の前は | IT企業勤務 |
残業代が1円も出ないIT企業に専門学校卒業後、
すぐに入社しましたが、僅か3か月で退職してしまいました。
ちなみに現在は、英語の翻訳業に派遣社員として従事しています。前職では過労が原因の吐血で救急車で運ばれた際にドクターストップがかかり、医師からは長生きしたければ退職するようにと言われたのです。
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図書館で時間を潰す日々
あのときの長時間労働は、今でも鮮明に覚えています。入社2週間目には大炎上しているプロジェクトに投入され、毎日15時間ほどの勤務時間を余儀なくされていました。気が張っていたものの、体力的には限界を通り越していたようです。
自宅療養を終えてからは、働く気が一切起きませんでした。
二度と吐血したときのような辛い思いをしたくないことが理由で、契約していたアパートを解約して実家に戻ってしまいました。家族は私を無能呼ばわりするので、仕事を探すふりをして一日中図書館で時間を潰す日々が続きました。
自分の持ち味を生かして仕事探し
気がつけば、無職期間が8ヶ月を過ぎようとしていました。このままでは遅かれ早かれホームレスになってしまうという恐怖感から、真面目に就職活動をしようと思い立ちました。
でも、地元の求人には私が働きたいと思えるものが一つもありませんでした。
お金を稼ぐことができれば正社員でなくても問題ないと考えたので、勤務地を問わず英語翻訳の派遣求人の仕事を探し始めました。私は学生時代から英語だけは得意だったので、自身の持ち味を活かしてお金を稼ごうと思ったのです。
月給は安くても健康的な暮らし
この考えが功を奏し、県外の英語翻訳求人に応募してからすぐに採用されました。地方なので月給は手取りで12万円しかありませんが、風呂とトイレが共同のアパートに住むことによって生活が成り立っています。
残業があっても2時間程度なので、健康的な暮らしができていて幸せです。また、二度と過労で倒れないように体力増強に励んでいます。
公開日:
最終更新日:2015/10/12