警備員の口コミ・仕事内容(年収や給与など)
2016/07/11
警備員の口コミと年収と給与。
こちらでは警備員の経験をしたことのある方からの口コミや体験談・年収や実際給与などの実態をご紹介いたします。仕事内容のよい点ばかりでなくきつい点などを踏まえ、これから警備員のお仕事を検討している方に参考となれば幸いです。
(また警備のお仕事を経験したことがある方からの、お気軽なご意見などもお待ちしております。「私の場合は、〇〇だった!」とか、または「そんなことない!」と異論などもございましたら、記事下のコメント欄よりご意見をお送りください。)
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警備員の仕事は健康面で不安がある方はよく考えて
年齢と性別 | 40代前半・男性 |
警備員として働いた期間 | アルバイトとして約1年間 |
警備殷時代の給料や年収 | 日給制で平日:8000円・土日祝日:1万円 (一か月の手取りは10万円程度) |
警備員はバイトとしては高収入
私が警備員のアルバイトをした理由は給料の良さでした。
平日はさして多い金額ではないのですが、土日祝の日給が一万円というのがとても魅力的でした。たまに残業があると15分刻みで残業代を出してくれましたし、支払いのキチっとした会社だったのもよかったです。
勤務期間は約1年ですが、仕事が嫌になったから辞めたのではなく大学を卒業して就職したからなので、警備員という仕事に悪い印象は持ってはいません。
警備員のきついところ
仕事内容ですが平日は一般道路での交通誘導、土日祝はスーパー等の施設で駐車場の誘導が主でした。
仕事はどちらも状況次第できついって時がありましたが、特にキツくなりやすいのが、土日祝の施設駐車場の警備員です。
あまり流行っていない施設や人員が足りていればなんてことないのですが、土日祝は正社員の方がお休みしてる場合が多いのです。一応バイトで頭数は揃えてあるものの、言葉が悪いですが使えない人が多くてかなり大変でした。
また、平日の交通誘導が辛かったのは仕事内容というより、季節的な環境によるものでした。真夏と真冬がキツいんですが、私の場合真冬が相当へばりました。
普通は夏の方が大変って思われそうなんですが、冬は積雪がキツイのです。
警備員の仕事はまず健康ありき
工事する場所は毎回違うので、運が悪いと山の中で工事があったりします。
私の住んでいた場所は市街地で比較的暖かい地方でした。このおかげで雪が降るのは年に数回あるかどうかぐらいなんです。
ですので元々寒さ慣れしてないという体質もあったのでしょうが、山の冬場はものすごく冷えてこれには辟易しました。どれだけ厚着をしても足の底から凍ってくるというか、冷たいというよりは痛みが来るのです。
この頃は私も若かったので健康面に影響はなかったのですが、高齢で健康面に不安のある方は慎重に考えた方が良いと思います。
50代未経験から警備業界に就職
年齢と性別 | 50代前半・男性 |
警備員として働いた期間 | 3年間 |
警備殷時代の給料や年収 | 月給20万円ぐらい・賞与2か月分 |
「警備員」のなかの施設警備を選びました。
以前は金融系の会社に勤務していましたが、五十代に入りリストラにあいました。
同じ金融業界で再就職を狙いましたが、雇ってくれそうな会社がなかったのです。それで思い切って、まったく違う業種で再就職しようと決意したのです。
ハローワークに行き、いろんな仕事を調べました。そして、そのなかに警備員の募集を見つけました。警備員といっても、色々あります。テナントビル等の施設警備、交通誘導の警備、銀行などの現金輸送車の警備、要人の警備など。
よく見る交通誘導の警備は、基本的に野外での仕事になります。雨の日も寒い日も関係なく、外に立ち、交通整理をするわけです。
正直、それはきついなと思いました。また現金輸送車や要人警備は生命のリスクがあります。自分の身をもって警護するまでの覚悟はないなと思いました。
施設警備は責任があり、やりがいのある仕事
そして残ったのが施設警備でした。
これは施設の状態にもよるでしょうが、基本的に一つのビル内でそのビル内の警備にあたります。私が勤務するビルは、10階建てで各フロアに様々な会社が入っています。
各階の巡回、鍵の戸締り、モニターでの不審者のチェック、不審物のチェック、火災などの緊急対応、急病人が出た場合の救護サポートなど、ビル内で起こりうる様々な警備全般に関わります。
責任のある仕事であり、やりがいもあります。
じっさいの仕事は24時間勤務で、仮眠時間は5時間。隔日の勤務で月では12~13回の勤務です。深夜の仮眠時間が削られるような緊急事態は別として、なにもなければ普段は睡眠をとれるし体力的にはそれほどハードではありません。
給料は月20万ぐらいで賞与は2カ月分ぐらいです。家族を養うのは厳しい給料かもしれませんが、私は独身なのでなんとかやれています。
【交通誘導員】給料のいい夜勤にはリスクもあり
年齢と性別 | 35歳・男性 |
警備員として働いた期間 | 1年間 |
警備殷時代の給料や年収 | 月給16~18万円ぐらい |
「警備員」のなかの交通誘導員を選びました。
私が警備員になったきっかけは、制服を着て働く職業に就いてみたかったのと交通誘導員ならば学歴を問われないという気軽さからでした。
そして地元の警備会社で交通誘導員として働くことになりました。
初めは新人研修というものがありまして、無線機の使い方や片側交互通行を行う際の手旗の使い方、事故に遭遇した際の緊急通報の仕方などを簡単に教わり、先輩と一緒に現場へ出て、実際に交通誘導を行うわけです。
初めは誰でも見よう見真似ですが、慣れてくると新人だけで誘導を行ったりします。
会社には警備員の能力に合わせて配置を決める「司令」がいるので、初めは比較的簡単な通行止めや片側交互通行、複数人での駐車場整理などの現場に配置されます。
そして徐々に難しい現場に配置されるのですが、ミスが多かったりいい加減に仕事をしていると現場の工事業者さんなどからクレームが来てしまい、会社から仕事を干されることがあります。
そうなると、干されている期間は給料が出ないので、最悪の場合転職を余儀なくされることがあります。
夜勤は給料はいいが、危険も伴うので注意
また真面目に仕事を続けて能力も上がってきた頃には、夜勤を任されることがあります。
夜勤は給料はいいですけど、交通量の多い交差点などに配置された場合、事故にあう可能性が日勤に比べて高くなります。
私は夜勤を半年ぐらい続けていたある夜勤中に、飲酒運転の車にはねられてしまい足を骨折する怪我をしてしまいました。1ヶ月ぐらいで治りましたが、危険な現場に戻ることは考えられなかったので、そのまま退職しました。
交通誘導員にとって交通事故のリスクはずっと付きまといます。夜勤や高速道路などの危険な現場への連続した配置を断ったりして、これから交通誘導員になられる方にはできるだけ安全に仕事ができるようにしてほしいと思います。
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Comment
私は50代女性。
交通誘導警備。
★資格
⚪指導教育責任者
⚪検定資格1級
現場に出ていました。
一番良かった会社で日当9500円
社保、年金など完備
確かに現場によっては、非常に体力が必要な現場と楽チンな現場があります。
夏は、炎天下にさらされ北海道ですので冬は氷点下は当たり前で猛風吹だったり、-25位だったりは当たり前です。
もちろん雨でも関係ありませんし、場合によっては災害による要請で台風の中仕事をしていたりします。
何の仕事でもきちんとやろうと思うと大変な事は当たり前ではないでしょうか?
肉体労働でなくても接客業だったり、お金や人を管理する仕事だったり、物を作ったり責任感を持ってきちんと仕事をすればいろんな困難に出合うでしょう。
何が自分に向いているか、良い人生だったか死ぬまでわからないと聞きます。
自分自身がやりがいを感じられる何かが見つかると良いですね。
うさぎさん
警備を検討されている皆さんが興味ある
現場からの貴重なご意見ですね。
どうもありがとうございました。
どんな仕事でも困難なこともあるからこそ、
“仕事”であり、だからこそお金をいただけるものですよね。
今の世の中、”自分探しの旅”で悩んでばかりいる方も多そうですが、
「やりがいを感じられるかどうか」
というのは仕事を選ぶうえで、たしかに良い基準だと感じました。