飲食店社員の口コミ・仕事内容(年収や給与など)
2016/07/13
飲食店社員の口コミと年収と給与。
こちらでは飲食店社員の経験をしたことのある方からの口コミや体験談・年収や実際給与などの実態をご紹介いたします。仕事内容のよい点ばかりでなくきつい点などを踏まえ、これから飲食店で社員としてのお仕事を検討している方に参考となれば幸いです。
(また飲食店でのお仕事を経験したことがある方からの、お気軽なご意見などもお待ちしております。「私の場合は、〇〇だった!」とか、または「そんなことない!」と異論などもございましたら、記事下のコメント欄よりご意見をお送りください。)
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1)体調を崩すも楽しかった飲食店勤務
年齢と性別 | 30代前半・男性 |
飲食店の形態 | 大手居酒屋チェーン |
飲食店で働いていた期間 | 約3年 |
社員時代の給料や年収 | 月収20万円・賞与年1回35万円 |
アルバイトから店長に見込まれて正社員に
高校卒業間近になっても進路が決まっておらず、当時は先の事を全く考えていませんでした。そんなときにアルバイトをしていた居酒屋の店長から正社員になってみないかと誘われました。
当時は高校生でアルバイトでしたが、ホールは勿論、厨房での刺身の切り付けや焼き鳥の担当など全ての作業ができるようになっていました。なので、「店のほとんどの業務をまかせられるなら正社員として入社しても即戦力」になると言われたので、それならばと人事部への応募をお願いしました。
数日後、本社にて面接を行うからと呼ばれましたが、店長からの推薦もあったようで難しい質問もありません。筆記試験もスルーでなんなく正社員として入社する事が出来たのです。
居酒屋チェーンでわずか半年で副店長に抜擢も、体調を崩す
正社員になってからの仕事内容は、アルバイト時代に培った現場作業にプラスして店舗管理、アルバイトの管理もありましましたが、他の新入社員と比べると経験がある為、全く苦になりませんでした。
そして半年程で他店へ異動になり、副店長に抜擢され仕事もより一層楽しめるようになりました。
しかし仕事が夜中心となる為、今までの生活と逆パターンになり体調を崩してしまいました。元々、ぜんそくの持病も持っており、咳が止まらなくなる事もしばしばありました。
副店長になって3年程経った頃、以前より咳込む事も多くなり器官が弱くなっていました。会社からはしばらく休んだ方が良いと恩情を受け、1ヶ月間ほど特別休暇を頂きました。
飲食業は生活リズムに注意。でも仕事は楽しかった。
その後1か月しっかりと休ませて頂き仕事に復帰しましたが、咳がより一層酷くなってしまい仕事中に息苦しくなる事も多々ありました。
苦しくなったら休憩しても良いと会社から言われておりましたが、店長やアルバイトが一生懸命忙しい中働いている時に休憩するのが後ろめたくなってきてしまい、体調不良にてこのままの就業は困難と思って退職を致しました。
その後は暫く体調改善を行った結果、以前より回復したので日中がメインの就職先へ就職しました。
私は持病によって退社してしまいましたが、仕事をしていて本当に楽しいと思える職業でしたので、飲食関係が好きだと思う方は是非頑張って欲しいと思います。
2)やっぱり忘れられなかった飲食業
年齢と性別 | 30代・女性 |
飲食店の形態 | 中華居酒屋 |
飲食店で働いていた期間 | 約2年 |
社員時代の給料や年収 | 月収21万円+賞与2回(初めの6ヶ月は賞与無し) |
退職後アルバイト生活から飲食業へ
私は、短大を卒業して中小企業の事務の正社員をしていました。
しかし、人間関係、給与面、やりがいなどがなく入社1年ほどで退社しました。
退社後は、自分に何かあった仕事、やりがいのある仕事がしたいと沢山アルバイトをしてみました。アルバイトを掛け持ちでいくつもして、沢山の仕事を見てみました。
1人暮らしをしていたので食費を浮かすために、お昼は時給の高いパチンコ店をしながらあいた曜日のお昼に少し飲食、夕方も働くなどをしていました。
そのうちに、やはり沢山仕事をしてみて飲食店が一番私には楽しくできるしあっているのではないかと思いだしました。
そしてある日「飲食店で正社員の仕事をしたいな」と当時、週2~3日ぐらいで働いていた飲食店の店長にポロっというと、「オーナーに言ってみたらいいねん。一緒にやろうや。」と言ってくださったので思い切って、オーナーに相談したら、あっさりOKが出てびっくりしました。
その後、正社員の面接らしいものもなく給与面も私が提示した金額でいいよとのことで、準社員からという事で働きだしたのです。
飲食業は楽ではないけど、楽しい、嬉しいこともいっぱいでした
もちろん働いて辛いことは沢山ありました。
たとえば、ランチタイムはめちゃくちゃ忙しい。
バイトの人数が足らずにホールとキッチンが足らずにお店が回らずに、お客様からクレーム。
売上が全然あがらない平日の日や凄く寒い日の外での販促活動など…
体力的にも当時はあったほうですが、それでも長時間労働で結構きつかったです。
でも、反面楽しいこと、嬉しいことも沢山ありました。
楽しいことは、沢山の従業員に出会える。
もちろん、すぐ辞める人も沢山いました。しかし続けているメンバーも沢山いて沢山の年代の人たちがワイワイしていて皆協力的で楽しい職場だったのです。
ある時はディナータイムのメンバーが大学生ばかりで、一時期は毎週お店を閉めた後に飲みに行ったりしていました。
嬉しかったことは、仕事を通してメンバーが成長したこと。
たとえば当時15歳でアルバイト経験が初の女子高生。教えるのは大変でした。私はたぶん、「厳しい人」と思われていたことでしょう。
でも後に、彼女がそこの店をやめて別のバイトをするのですが、そのバイト先で「あの時初めてのバイトで厳しく、しっかり教えてくれたから次のバイトで褒められました!」と報告を受けました。
彼女は最終的に私がお店を辞める際、涙を流して悲しんでくれたお手紙やプレゼントをくれました。そのことは私にとって一番の思い出です。
飲食業は、最終的には「接客」が好きな人のお仕事
その他にも、色々な思い出があります。
一つは、常連のお客様が沢山お店に来て頂いて仲良くなれたこと。最終的には、こちらも私が辞める際に沢山食事してくれて、私に色紙や花束をくれました。これも本当に忘れられない思い出です。
飲食店は、”味”が大事なことはもちろん大前提に、お客様との接客が楽しい。
私的には美味しい食事をして笑顔で「ごちそうさま」と言っていただけることが一番の楽しみでした。
最終的には、オーナーの方針が飲食業を辞めることになってしまったのでお店を辞めることになりました。このオーナーは全然違う業種でも会社をやっており、結果この会社ではアルバイト含めて8年働きました。
そして現在は、退職し3歳の子供がいますが、最近やはり時間に融通も利くのも含め、また飲食をしてみたいと思ってまたアルバイトとして飲食店で働いています。
3)アルバイトからみた「飲食店の社員になること」
年齢と性別 | 20代後半・男性 |
飲食店の形態 | 大手ファミリーレストラン |
飲食店で働いていた期間 | アルバイトを約1年間 |
社員時代の給料や年収 | 時給1000円 |
バイトとして1年間働く
大学4年生の時に某有名ファミレスで、アルバイトとして1年間働いていたことがあります。
バイトに飲食店を選んだ理由は、勤務場所が家から近くて時給も安くはなかったからです。また飲食業の場合、まかないがあるので食費を浮かせることもできるという考えがありました。
そこでは約1年間働き、大学の卒業と同時に退職しました。
もともと卒業までの1年間のみ働きたいということを伝えていたので、特に問題なく退職することができました。
やんちゃなアルバイト管理は大変そう
飲食業のアルバイトは接客や料理の知識を学ぶのに適しており悪くないと思います。でも、社員として働くのはかなり大変そうだと感じました。
理由は大きく2つあります。
まず第一に「アルバイトありきの仕事」であるということです。
社員一人や二人で回せるような小規模な店舗以外では学生・主婦のアルバイトが必須となります。主婦の方は責任感のある方が多いですが、学生の場合は、責任感のない人たちが少なからずいます。
たとえば急にシフトの変更を申請したり、勝手に休んだりとお店や社員に負担をかける人たちです。ある日には、深夜番のあるバイト学生が時間になっても現れず、開店から勤務していた店長がそのまま閉店までシフトに入っていたことがありました。
その際、店長は深夜帯出勤していない扱いになっており、サービス残業という形になっていたようです。
休みが少なそう
そして二つ目は、「土日や連休に休みがとりにくい」ことです。
土日や連休は飲食業にとっては稼ぎ時なので、社員の方は基本的に出勤となることが多いようです。
ある日のこと、その店の副店長が遠方で行われる大学時代の友人の結婚式に出席するので、「土日に休みが欲しい」と店長に申請したことがありました。
そして事前にその副店長は、その旨をアルバイトの人一人一人に説明し、その土日に代わりに出勤してくれる人をお願いしながら探し回っていました。
最終的に幸い人員は確保できたようで無事に結婚式には出席できたようですが、もしアルバイトの人員が確保できなければ休みを取れなかったのかもしれません。
このようにアルバイトありきの弊害をもろに受けるのが社員なのだと思います。なので覚悟がなければなかなか続きそうにない仕事なのかもしれないと感じました。
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