40代から引きこもり4年間
年齢と性別 | 40代後半男性 |
無職の期間 | 約4年間 |
無職の前は | アパレル関係 |
今は食品関係の仕事に就いていますが、30代後半で仕事を辞めてから
しばらく無職で、どちらかというと引きこもりの生活をしていました。
アパレル企業に勤めていたのですが上司と対立したことが原因で会社を退社、その時の衝突で人間関係に自信が持てなくなり、外に出るのが億劫になってしまったのです。
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退屈な毎日
最初こそ、こつこつ貯めた貯金を切り崩しながら生活していましたが、途中で足りなくなった時はいろいろと嘘をついて親や兄弟から借金して凌ぎました。
実際、人との交流を絶つとあまりお金を使うこともなくなるので、働いていた頃の何分の一かで足りましたが、その分本当に退屈な毎日だったのを思い出します。
朝目が覚めても何かするとお金が掛かるので、そのまま布団から出ないままです。昼を過ぎるとそれすら苦痛になってくるのでようやく起き上がり、夕方、人気の無い道を散歩しながら時間を潰していました。
気持ちも体も萎えていました
その頃はほとんど病的な感じになってしまってたと思います。そしてある年の夏に、以前勤めていた会社の先輩から呼び出されました。
私が引きこもっているのを心配して仕事を紹介しようとしてくれたのですが、気持ちも体も萎えてしまってる状態で気が進みません。
その後、先輩が何度か説得しに来てくれてようやく仕事に復帰できた感じです。もう人に会うのも嫌だし、生きててもつまらないなあと思っていたので、それがきっと表情から読み取れたんでしょうか。
考え過ぎるより、とにかく前に踏み出す
後から先輩が言うには、このままだと一生ダメになってしまいそうだったらしいです。実際に復帰できたのは先輩の説得があってから、数ヶ月後だったと思います。
職場も先輩の紹介、新しい事業の立ち上げに参加させてもらうことになりました。しばらくするとやっと人と話すのも抵抗が無くなり、段々と体力も気力も回復していきました。
今思うと随分と無駄な時間を過ごしてしまったのですが、あの頃は何をやっても裏目に出るような気がしてアクションを起こせませんでしたね。
ちょっと考え過ぎだったのは間違いないのですが、人間関係って時には難しいことに直面したりしますので、あの頃のことを教訓にする他ないと思っています。
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