無職のハローワーク
2017/08/04
無職の最後の砦(?)、ハローワーク。
ハローワークとは、公共職業安定所の愛称で知られる
職を探す人に仕事をあっせん・仲介する国の行政機関です。
管轄は厚生労働省で、一切の利用が無料。
仕事を探す場所だけでなく、事業主にとっては
無料で求人募集をかけられるメリットがあります。
ハロワで仕事探しをしたことがない人でも、
失業手当の給付申請のために訪れたことがある方は多いのではないでしょうか。
実際にハローワークに行ってみると、
みんなパソコンの前で静かに求職案件を吟味しています。
実は求人検索だけなら自宅からでもできるのですが、
自宅にPCが無かったり、就職活動のペースを作るために、
あえて積極的に外出する理由でわざわざ通っている人もいるようです。
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ハローワークの詳細
全国550か所以上。
全国ハローワークの所在案内はコチラ
求職も無料なら、求人も無料。
ただし、採用条件などの嘘広告あり。
原則8時30分~17時15分。土日祝日年末年始は休み。
(ただし人口20万人以上の都市は、平日19時まで。土曜日は10時~17時。)
4月がもっとも混む季節。
週では月曜日が混みます。
求人企業への紹介状を発行するまでが向こうのお仕事。
失業保険をもらう場所。
トライアル雇用奨励金
⇒35歳未満の対象者を雇う企業に対して、
基本1人あたり月額4万円(最長3か月)が与えられる制度。
(従業員は関係なし。)
さらに正社員として雇い入れた場合は、
若年者等正規雇用化特別奨励金(中小企業最大100万円)
がもらえるので、地場の零細企業などは積極的に利用しているところも。
ハローワークの職業訓練
ハローワークで行っている、求職者のための
無料で受けられる職業訓練(公共職業訓練、求職者支援訓練など)です。
メリットとしては、お金をもらいながら(失業給付を受けながら)
学校に通えるという点ですが、最大のメリットは90日間などの
給付の日数が過ぎても、訓練終了日までは支給が延長されるという点です。
期間は3か月~1年ほどが多く、
求職者はテキスト代を除き、基本無料で授業など
を受けることができます。
(人気がある講座は募集人数枠を巡って
倍率も高くなり、面接で落とされる可能性はあります。)
さらに、1日500円の受講手当や
通所手当(交通費)もプラスしてもらえます。
また雇用保険を受給できない求職者(受給終了を含む)には、
職業訓練受講給付金制度があり、支給条件にあてはまる場合は、
「職業訓練受講手当」月10万円と「通所手当」の支給があります。
支給条件についてはこちら
講座を担当する企業は、
国からの奨励金・補助金目当ての
「質のよくない」学校もあるようです。
確かにお金はもらえますが、
「意味のない」授業に毎日出る苦痛と、
「人生の無駄な時間」を避けるためにも、
事前に独自調査をするなどして納得できる訓練を探しましょう。
あるハローワーク利用者達のリアルな声
※あくまでも個人的な意見を集めたもので、
その内容を検証しているわけではありません。
- 求人票は嘘(空求人、労働条件が違う)も多い
- 怪しい求人は避けよう
- 求人票に提示の給与や勤務時間等は、面接で再確認
- 基本は地場の零細企業の案件中心
- 正社員と言いながら契約社員に注意
- ハロワ職員には”あたりはずれ”あり
- たまに”大当たり”求人もあるが、1週間で消える(応募殺到)
- コミュ障の人は、ハロワでの面接の練習に参加
- 履歴書・職務経歴書添削や指導なども無料。自信がない人は利用。
- 電話対応が暗い・悪い会社は…
- 履歴書提出して1週間連絡ないのは、あきらめろ
- 年間休日105日未満の所は論外
- まず部屋の掃除から。いらないものはヤフオクで換金処分。
- とりあえず動くことが重要。昼寝は控えめに。
- 20代ならジョブカフェ
- ハロワで頑張るなら、求人広告に直接応募
- 何だかんだ言っても、就職している人はたくさんいる
かくいう私もトライアル雇用から就職したことがあります。
確かに”ブラック”に思われる案件もありますが、
まったくの無駄ではありませんよ。
その他の求人サービスなど
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