土木作業員の口コミ・仕事内容
2016/07/25
土木工事・建設現場などでの土木作業員の口コミと年収と給与。
こちらでは土木工事・建設現場などで土木作業員の経験をしたことのある方からの口コミや体験談・年収や実際給与などの実態をご紹介いたします。仕事内容のよい点ばかりでなくきつい点などを踏まえ、これから土木作業員のお仕事を検討している方に参考となれば幸いです。
(また土木作業の仕事を経験したことがある方からの、お気軽なご意見などもお待ちしております。「私の場合は、〇〇だった!」とか、または「そんなことない!」と異論などもございましたら、記事下のコメント欄よりご意見をお送りください。)
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若かりし頃の土木作業の高額バイト
年齢と性別 | 32歳・男性 |
土木作業員として働いた期間 | 約1か月 |
土木作業員時代の給料や年収 | 月収20万円 |
お金ありきで土木作業のバイトを快諾
自分が土木作業員として一時身を置くきっかけになったのは、ひょんなことからです。
知り合いの店で働いていたときに、偶然知り合った当時の親方と話が弾んだ結果、「軽い気持ちでもいいからウチに来て手伝ってくれないか」とお願いされたのが最初のきっかけでした。
土木作業に対しては可もなく不可もなく、とくに悪い印象もなかったので、「お金が手に入るなら」と快く承諾。いざ現場入りしたのは、まずダム建設の場でした。
がむしゃらにやっていたら「あっという間に」毎日が終わる
とはいっても、ダム自体は大方完成していました。自分の仕事はコンクリートに支柱を埋め込んで、フェンスを立てる作業を主に行いました。
当時はまだ16歳だったので、まさに怖いもの知らず。
次から次へと支柱を埋める穴を開けては立て、開けては立て、階段を使ってダム下のトラックに戻ります。そしてまた支柱を持ってダム上部へ上がる。そんなことを繰り返していると、あっという間に作業終了しました。
完成期日よりはるかに早い期間で工事を終えたので、親方から「ダム建設のほう気持ち(賃金上乗せ)も足しといたからな」と嬉しいお言葉です。
高所恐怖症ながらもとにかく頑張る
そして次に向かったのが、住居の建設現場。
こちらは屋根の上に乗って作業を行うのですが、じつは私は高所恐怖症なのです。なので手汗べっとりかきながら、なるべく下を見ないようにして作業を進めました。
こちらは納期までというか、中間作業を手伝う感じでしたが、ここも「動きが良い」と褒められてうれしかったのを思い出します。
私の場合は、現場の親方から直接誘われて一ヶ月だけの短期でしたが、当時16歳にしては大金の20万円も頂けました。それはそれは嬉しくて、飛び上がって親方に感謝したのを覚えています。
「土木」は厳しくても頑張るのが好きな人には向いているかも
これから土木作業をお考えの皆さんへ。
確かに土木作業と言うと、肉体労働で厳しい現場というイメージもお持ちでしょう。でも、どんなときでも一生懸命頑張るという事を忘れないように行動してください。
先輩の行動の一つ一つには「理由」があるからこそ、その行動を取っているという事を必ず心に置いて、先輩の技術を受け継ぎ、最高の建築物を作る1人になってください。
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高速道路新設にあたる土木工事
年齢と性別 | 50代前半・男性 |
具体的な仕事内容 | 高速道路のガードレール取り付け 車線分離のポール取り付け |
土木作業員として働いた期間 | 4年間 |
土木作業員時代の給料や年収 | 時給1000円 |
求職中に知人に頼まれて土木の仕事をすることに
その頃のわたしは、ちょうど私は前の会社を辞めて仕事を探している最中でした。
新しい高速道を作ることになり人手が足りず、知人がどうしても仕事に出てほしいということで私も土木作業をすることになったのです。
実際の仕事の内容は、「高速道路でのガードレールの取り付け」と、「車線を分離するためのポールの取り付け」でした。
ガードレールは長さ5メートルぐらいの長さがあり、それを支柱に取り付けてガードレールの重なった部分をボルトで固定していきます。
作業は簡単だけれど、高速道路は長いのなんのって…
まず私が作業したのは、支柱に取り付けられたガードレールの重なった部分のボルトを締める作業です。
新しく建設されたばかりの高速道路なので、「ガードレールに傷がついてはならない」ということでラチェットと呼ばれる締め付ける道具を使い、1支柱あたりボルト10本を、手作業で締めていくことになりました。
作業は実に簡単です。でもこの高速道路が長いこと長いこと。
県境をまたいでいる山を貫いてその高速道路が作られていた上に、作業をしたのが冬場だったので、すぐにボルトが凍り付いて閉まらなくなったこともしばしば。
一日の作業距離が約3キロ、一袋15キロもあるようなボルトを入れてある袋を担ぎながらの作業でした。
機械化が進む土木作業も、人力でやるところもまだまだある
最終的には道路総延長約50キロをひたすら歩きながら、冬の寒さに耐えながら1か月くらいかかって、全部ボルトを締めて回りました。
そしてボルト締めの作業が終わると、「分離ポール」を設置するために、できたばかりの道路に穴をあけていきます。穴をあけた後にはその穴の中にアスファルトの”がら”が詰まっていますので、今度はそれを掃除機を使って、きれいにしてやらなければなりません。
これも県境をまたいで50キロやりぬきました。
新設された道路なので、車は工事車両以外は通らず、雪が降ってくると瞬く間に積もってしまいます。大雪の中、高速道路でさまよったことが2回ほど。
何しろ車が通りませんので、雪が積もったときはすぐにインターを降りないと、車の”わだち”もできないので、うまく歩けずにとても危険な状態になります。
それでも担当している距離はやりぬきました。
最近の土木作業では、重機に乗ったり便利な機械を使用して作業も楽になったように見えますが、どうしても人力でやらないことも多くあります。
そういう個所では、忍耐強く作業を進めていくことが大切なことになってきます。
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土木工事で短期アルバイト
年齢と性別 | 40代・男性 |
具体的な仕事内容 | ビル建設現場の下地作りなど |
土木作業員として働いた期間 | 1週間程度の短期を何度か |
土木作業員時代の給料や年収 | 日給8000円 |
土木は期間を区切っての短期アルバイトができる!
私は大学時代に、体育会系の部活動をしていました。その部活は毎日忙しかったので、なかなかシーズン中にはアルバイトができません。
なので、オフシーズンには「体力づくり」と「お小遣い稼ぎ」のために、建設現場で土木作業員としてのアルバイトをしていたことがあります。
土木工事のメリットは、何よりも日雇いで、即日のお小遣いになるというわかりやすいところです。
作業時間も残業もなく、早出ということもありません。とにかく細かいことを覚えるよりも、力仕事がメインになりますのでとにかく体力勝負でした。
保険の有無を確認しよう!
そのアルバイトを仲介してくれる業者さんとは、事前に何日間働くかということをあらかじめ決めていました。なので、現場でのお金や時間に関するトラブルはなかったです。
しかし、必ず短期間とはいえ、保険(労災)だけはその仕事の都度、期間を決めてかけてもらっていました。保険の有無は土木建設従事者なら特に気をつけたいポイントです。
アルバイトとはいえ、トラブルや事故に見舞われた際には、その仲介業者やもしくは発注者側としても補償を負いかねない状況になるため、ふつうは入るのが当たり前のはずですが、中にはいい加減な会社も多いようだからです。
土木で短期バイトしたい方へのアドバイス
私の場合、前述の通り土木作業員といっても、アルバイトという立場でした。
なので「正規雇用として土木作業員を目指す方」には参考にはならないかもしれません。でも、経験したバイトなりに伝えられることはいくつかあります。
とにかくまずは体力勝負だけに、朝食をきっちり取り、夜はしっかり睡眠をとり、昼食もきちんととること。
基本的なことかもしれませんが、こうした生活リズムをキチンととっていないとまず「ケガのもと」になります。
土木はやはり、危険が伴う現場です。
なので、とにかく先輩や現場責任者の指示には必ず従いましょう。決してじぶん勝手な行動はすべきではありません。万一の時には、自分一人が危険になるだけではなく、周りにも迷惑をかけかねません。
そして最後のアドバイスとしては、時にはちょっと失敗しただけでも、”厳しい言葉”をかけられることもあるかもしれませんが。これも「高い日給を得るための試練」だと考えておけば、それほど気にならないはずです。
土木作業員の人たちは、基本的にはみな、優しい方々ばかりですが、言い方はぶっきらぼうなことが多かった印象でした。
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