株のデイトレードで大失敗からの軌跡
年齢と性別 | 30代半ば男性 |
無職の期間 | 約2年間 |
無職の前は | 東証1部上場企業/エリアマネージャー |
営業職のエリアマネージャーで、県内5店舗を統括していました。
転勤を3度繰り返す転勤族でしたが、3度目の転勤で地元に戻って5年間勤めていたら、他所へ行くのが嫌になってしまいました。それで4度目の転勤を言われた時に思い切って退職しました。
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株のデイトレード時代
辞めてから3ヵ月は家で株のデイトレードなどして稼ぎました。ちょうど小泉内閣が郵政解散をして自民党圧勝、株が上がり儲かって、ひと月で300万円儲けた時もありました。
『よし、これで生きていけるかもしれない』と思った頃、ホリエモンのライブドアや、村上ファンドの事件で、投資していた新興市場は壊滅、それまで負ける経験に乏しく逃げるのに失敗大損しました。
書類審査がなかなか通らない
1年も経つと基本手当(失業手当)の支給も終了して、入ってくるお金が無くなりました。さすがにこれではいかんと思って求職活動を始めましたが、不況のためか中々仕事が見つかりません。大体応募しても皆、書類審査で跳ねられるのです。
求職活動をしながら、前職で付き合いのあった仕入先から商品を借り、細々と販売をして糊口を凌いでいました。辞めてから2年、求職活動にも疲れ果てたころ、警備の仕事にありつきました。年収180万円、前職の5分の1です。
資格に受かったことが自信となった
無いよりましと就職しましたが、2年も勤めるうちに、巡回と受付の単調な日々に嫌気がしてきました。このまま受付と巡回で終わってしまうのかと思うと、ぞっとして一念発起して、FPの通信教育を始めました。
3級2級と試験に受かって少し自信がついて、中古車の販売会社に転職しました。営業目標でトレースされるのは厳しいですが、やりがいがあって頑張っています。
公開日:
最終更新日:2015/07/24