治験バイトと給料・謝礼金の実態

治験というアルバイト

応募年齢　　20歳～60歳など(健康食品・アレルギー系は18歳以上も)
応募要件　　案件ごとの条件を満たす者
年齢層　　　20～40代など
時給　　　　入院時の滞在時間を労働時間として換算すると低い
日給　　　　8,000円～20,000円
拘束時間　　通院型：1～10日以上　入院型：１泊～１か月程度まで
採用度　　　易しい(条件に合えば)
人間関係　　かなり薄い

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治験のアルバイト内容

治験アルバイトとは、新薬を作る際の「治験」のモデルとなることです。

「治験」とは医薬品、または医療機器の製造販売に関して薬事法上の承認を得るために行われる臨床試験のことです。

つまり、世の中に”くすり”として出回るために厚生労働省の承認のもとで行われる試験になります。(たんに「臨床試験」という場合には、承認がなくても行われるものも含まれます。)

じつは正式には「治験アルバイト」というものは存在せず、あくまでもボランティアの形をとっています。なので報酬は、「治験協力費」または「負担軽減金」という名目の謝礼金なのです。

なので労働時間や時給などの概念は存在せず、あくまでもモニターを拘束していることに対しての謝礼金です。

所得税法上、謝礼金は労働報酬(給与所得)にはなりませんが、雑所得になるため、サラリーマンなどで給与所得がある方は年間20万円以上、給与所得が無い人でも年間38万円以上収入があると確定申告する必要があります。

その仕事(ボランティア)としては、大きく分けて通院するパターンと、施設に入院するパターンの２種類があります。また治験が対象とする疾患の内容別では、高血圧庄、うつ病、アトピー、メタボ、アルツハイマーなどからやニキビや健康食品という軽めのものまで様々なものがあります。

日帰りで割のいいものもたまにありますが、数は少なく、治験の募集サイトなどに登録して気長に待つ必要があります。

【治験バイトの流れ】

治験紹介所などに登録⇒応募⇒事前検査⇒当日検査⇒治験スタート

治験アルバイトは、
時間的に余裕のある学生の高収入アルバイトとしてや、休みをまとめて取れるフリーターなどのこずかい稼ぎとして男性に人気があります。また高収入なものが多いため、てっとり早く現金収入が欲しい人も向いています。

治験アルバイトのメリット

• とにかく報酬が高額
• 事前検査でも報酬あり(3,000円～5,000円程度)
• 自由時間が多くて気楽、楽ちん(ゲーム、マンガ、ＰＣ三昧)
• 資格の勉強などもできる
• 副業でないので会社にばれずに収入
• 無料で健康診断
• 食事がタダ(入院型なら３食)
• 途中で脱落は可能

治験アルバイトのデメリット

• 副作用の心配
• 万一の可能性(後遺症)は自己責任
• しょっちゅう採血や採尿(蓄尿)などの検査
• 外出できない
• 基本、平日しかない
• ヒマで退屈(時間が経つのが遅い)
• 何のスキルも身につかない

その他アドバイスなど

• いくつかのサイトに登録し入りたい治験に応募
• 初心者は(※)ジェネリック治験がおすすめ
• 「割の良いバイト」など存在しない
• 相生会「墨田病院」はおすすめ
• 事前検診から採用までが狭き門
• 楽して稼ぎたい学生が多い
• 夏休みと冬休みに案件が多い
• 素行が悪いとバイト強制終了
• 入院型は隣人に問題あると最悪
  (いびき、歯ぎしり、夜中にＰＣマウスカチカチ)
• バイト仲間はみんな静か

※ジェネリック治験・・ジェネリックとは後発医薬品のことを指し、すでに効能・副作用などが判明されている薬の特許が切れたものを、他の製薬会社などがほぼ同じ成分で作る薬のことを指します。

治験バイト(ボランティア)に参加する方法

まずは紹介サイトに登録し、自分の住まい・内容にあった案件に応募することが第一歩です。

以下は、治験バイトとして有名な紹介サイトです。事前検査までいけるかどうかが一つの心理的な壁かもしれませんね。

生活向上ＷＥＢ

ＣＶＳ

治験情報V-NET

JCVN

医療法人相生会臨床薬理センター

ニューイング