スーパーのレジ係パートと給料の実態
スーパーのレジ係というパート
応募年齢 16~40歳位まで
応募要件 特になし(あえて言うなら清潔感)
平均年齢 41歳
実際年収 50~100万円
時給目安 800~1,000円
月給目安 4~8万円(主婦の「扶養の範囲内」が多い)
労働時間 4~7時間(週1~5日)
研修期間 1~3ヶ月程度
採用度 易しい(簡単な計算試験がある場合も)
人間関係 濃い
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スーパーのレジ係パートの仕事内容
スーパーのレジ係(レジ打ち)のお仕事とは、スーパーマーケットの「レジ担当」として、主にレジ業務を行うお仕事です。
レジ係には、商品のバーコードでスキャンして会計を出す「チェッカー」と、商品を袋に詰めながら合計金額をお客様に伝え、金銭を受け取る「キャッシャー」の2種類の作業があります。
混雑の多い店舗では、「2人制」でチェッカー・キャッシャー、それぞれを分担して行いますが、比較的空いている時間帯や、小規模スーパーなどのお客様が少ない店舗においては、「1人制」ですべてをこなすことになります。
また、レジ係は接客や商品のクレーム受付窓口という側面もあります。
レジ担当に完全に特化したパート・アルバイトは、規模の大きな店舗にのみ見られる仕事であり、中小規模の店舗などの場合は、店内清掃やかご・カートの片づけ、商品の品出しや陳列など、他の業務との掛け持ちになることがほとんどです。
スーパーのレジ打ちパートは、高校生のバイトを除けば、育児をしながらの主婦が多く、夫の扶養の範囲である「年収103万円以下」を気にする人が多い特徴があります。2018年1月からは「年収150万円以下」と扶養の範囲とされる上限があがるため、主婦パートの方の働き方にも変化がみられることでしょう。
一方で、シングルマザーの方の場合は、児童扶養手当(母子手当)の「所得制限」を気にして、扶養親族(子供)の数に応じて年収を制限するパターンと、税金を当てにせずバリバリ働き、将来的な収入拡大を目指すタイプの2つに分かれるようです。
ちなみに、一般的な「レジ打ち」職の平均給与250万円なんてのは、契約社員以上の話になります。
未経験からのスーパーのレジ係パートの採用と給料
未経験でもまったく問題ありません。
スーパーの人員は、入ってくる数が多い半面、すぐに辞める人も多いため、基本的には人手不足です。また以前に、コンビニや他のショップ等でレジ経験がある方でも、使われるレジの機械も違うため、新しい操作を覚え直す必要もあります。
そのため未経験者への壁は薄く、女子高生のバイトから主婦やシングルマザーなど、未経験から入ってく方も多いようです。
基本操作なら(毎日やって)、1週間程度、ポイントカードや各種金券、訂正や割引処理等、大体のイレギュラー対応を含めるならば、だいたい約1ヶ月ぐらいで慣れてきます。
一番手こずるのがやはり接客対応で、「私の方が少ないから、先にお会計して!」なんて言いながら割り込もうとする方や、無理難題を訴えるクレーム客、忙しい時間帯でのレジのイレギュラーな操作、レジの現金過不足を出来るだけ出さないようにするなど、一通りを自信をもってこなせるようになるためには、やはり経験が必要となってきます。
さらに、長年そのお店で勤めたいのであれば、他のパートやバイト、社員や店長とのコミュニケーション力も必要となってくることでしょう。
ただし、これらは仕事をきちんと覚え、『頼られる人材』になれば、普通は自然に身についてくるものでもあり、初めの段階で気にするほどのものではありません。
また、レジはお店の顔とも言えるため、どんなに大変でも(できるだけ)笑顔が求められます。お客様からの何気ない世間話などにも、愛想よく受け答えられ、常連さんとの会話も弾むようになれば、きっとやりがいを感じられることでしょう。
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スーパーのレジ係パートのメリット
- 未経験OKなど採用枠が広い
- 近く(最寄りのスーパーなど)で働ける
- 自分の都合のよいシフトでも働ける
- 同じ作業の繰り返しで楽
- 接客業としてやりがいはある
- 特売品、値引き品が購入しやすい(20%オフ・半額など)
- 帰りに買い物ができる
- コミュニケーション能力が鍛えられる
- 記憶力、暗算力が鍛えられる
- お金を数えたり計算するのが早くなる
- 自分だけの仕事なので気楽
スーパーのレジ係パートのデメリット
- 時給はやや低め
- 長時間の立ち仕事
- 仕事ができないと冷遇される(どこでも同じですが…)
- 女性メインな職場特有の人間関係
- 長時間声を出し続けるのがつらい
- 現金過不足は自己責任
- 混雑する時間帯はトイレもいけない
- 毎月必ずある「特売日」や「ポイント〇倍デー」は、忙しくしんどい
- 接客業ならではの、横柄・理不尽なクレーマーも少なからず存在
- 勤務中に電話に出られない
- 冷暖房が合ってない店舗では、冬暑く夏寒い
- 子どもがいれば、ある程度はシフトに融通がきくことも
その他アドバイス
- 求められるのは正確性とスピード
- 土日祝日は時給アップ
- 18時以降は時給アップ
- 地方の時給はさらに安い
- 「かご入れパズル」は慣れてくると楽しいかも
- 最近は「セルフレジ」の導入により
- レジスピード、かご入れスピードが上がってくると楽しくなってくる
- クレーム客には逆らわず、最後まで話を聞いてやること
- 早く(お客を)流すには、商品ごとのバーコードの位置を覚えるべし
- 発声は大きな声で
- 髪の規定は厳しいことが多い
- 「自動レジ(セルフレジ)」の導入で、将来的には仕事が減る心配
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レジ係パートあるある
- 初めはかごに綺麗に物が詰められない
- 清算後にお客がレシートを眺めているとドキドキ
- 「今払ったのは1万円だったはず!お釣りが違う!」というクレーム客。
- 商品を沢山触るため、手が荒れやすくなります
レジ係パートからのキャリアアップ
スーパーのレジ係のパートは、主婦や転職者が多い特徴があります。お店の「顔」とも言えるレジ係は、まずは必要人数の確保が最優先されるため、常に募集活動をしています。
高校や短大などを卒業した『新卒新入社員』で入社する人達とは異なり、レジ係パートとして働く方の多くは、自分の家庭環境に合わせ、みずからの収入や働く時間帯を限定している方が多く、極端なキャリアアップを目指す人は少数派です。
それでも5年から10年も務めるようなベテランパートさんの中には、スピードや正確性、周囲への目配りやその他の業務にも精通し、その仕事ぶりが上司に認められて正社員登用への道もあるようです。
レジ係をまとめる、レジリーダーやチェッカーリーダーいう管理職がありますが、これらの人は正社員であることが一般的なので、キャリアアップを目指すのであれば、まずは社員になることを目指す必要があります。
またパートのままでも、パートリーダー(チーフパートナー)や、アルバイトリーダーと呼ばれる職を置いているスーパーもあります。これらは”準社員扱い”として、給与や雇用条件などの面で多少優遇されたりもしますが、それ以上のキャリアアップを目指すのであれば、やはり正社員を目指すことになるでしょう。
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