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大工の給料とその実態

   

大工という職業

応募年齢 18~30歳位まで(経験者は~60歳)
応募要件 普通自動車免許
平均年齢 45.3歳
実際年収 250~500万円
日当目安 8,000~20,000円 (見習い期間は4,500~8,000円)
月給目安 30~40万円 (見習い期間は5~14万円)
労働時間 8~12時間 (休憩有)
見習い期間 3か月~1年
習熟期間 3~5年
採用度  簡単
人間関係 濃い

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大工の仕事内容

大工のお仕事とは、建築現場において、
主に木造の建築物の新築や増築・改築リフォーム
などを行ったりするお仕事です。

長い伝統を持った仕事ではありますが
最近はCADを使ったり、ハウスメーカーなどでの

2×4(ツーバイフォー)形式の組立て式の建物
が増えるなど、近代住宅建築の生産技術の変化とともに
「大工さん」も多様化するようになりました。

 

我々がイメージする「職人」としての大工は、
伝統建築・又は従来工法と呼ばれる建築技術で、

目指す前からどのような大工になりたいのかにより、
最初の修業期間として選ぶ先も変わってきます。

例えば今日の建売住宅型の場合は、
プレカットと呼ばれる機械作業により出来上がった木材
を使用するため短期間で完成し、合理化により
以前より求められる技術が必要とされなくなりました。

 

一方で、神社・仏閣などをつくる大工は
宮大工(みやだいく)と呼ばれ、
非常に高度な技術が要されます。

このような時代の流れのなかで「職人」になりたいのか、
それとも世の需要にマッチした「経営者」としての大工
を目指すのかなどにより、初めから進む方向性が求められているのです。

 

未経験からの大工の採用と給料

大工になるためには、
工務店に入るか、建設会社に就職するなどの方法があります。

工務店と言っても、「一人親方」と呼ばれる
個人事業主・個人大工から、複数の大工を抱えるところもあります。

給料は日当制が多く、
何時間働いても同じで見習いの間はとても安いのが普通です。

また基本的に「仕事は見て覚えろ」「仕事は盗め」の職人の世界なので、
丁寧に教えてくれるところは多くはないようです。

 

ただし今の時代は大工の専門学校などもあり、
将来どのような大工になりたいかさえはっきりさせておけば、

よい就職先を見つけることも含めて、
以前ほどは理不尽なものではなさそうです。

 

大工道具は初めは基本的に共用で、よく使うものは個人持ち。

全部そろえると数十万円以上しますが、
働きながら将来を見据えてそろえていくのがよいでしょう。

住み込み見習いの所だと食事を提供してくれるところもあります。

 

大工のメリット

  • 将来独立しやすい
  • やりがいはある
  • 稼ぎは自分次第
  • 「技術」さえ身につければ食いっぱくれない
  • やる気次第で発展性がある(CADや2級建築士などで提案型大工)
  • 完成時の達成感、充実感
  • 休憩など時間が自由

大工のデメリット

  • 最初は給料が安い
  • 見習い期間はしんどい
  • 最初は道具に金がかかる
  • 賞与なしが多い
  • 仕事の安定感なし(忙しい時とヒマな時の差が激しい)
  • 体力勝負でしんどい
  • 天気に左右される
  • 工期に追われる(忙しい現場は休みなし)
  • 年齢による身体能力の低下
  • 3K(危険、汚い、きつい)
  • 病気やけがに保障なし

 

その他アドバイスなど

  • 良くも悪くも親方(工務店)しだい
  • 人を育てる親方(工務店)を探せ
  • 見習い期間は修行・忍耐(待遇・給料は千差万別)
  • 若い大工は不足中
  • 在来工法の大工は後継者不足
  • もっと稼ぎたいなら親方(棟梁)として経営者に
  • 棟梁には全ての職人の知識が必要
  • 2×4など工事の簡略化(組立作業)により「職人」は減っている
  • 「技術」を身に着けたいなら最初からちゃんとした親方を探す
  • 車はハイエースが定番

 

大工のキャリアアップ

大工になるために資格は必要ありませんが、
建設大工技能士」という国家資格があります。(1~3級)

受験資格は1級が実務経験7年以上、2級は2年以上、
3級は6か月以上となっており、特に1級は難しく

取得すれば、社会的に信頼性をアピールできます。

 

資格は大工としての”はくづけ“と”信頼性“のための
客観的な証明となるだけでなく、

仕事を受注するために会社・工務店が資格取得者数を
アピールするためにも必要な資格となってきているようです。

最近はそれ以外にも、
2級建築士・木造建築士・CADの勉強・耐震診断士など、
技術のみならず、提案力を高めるための努力も求められています。

 

なので、

「どのような大工になりたいかを決める事」

「どの親方に弟子入りするか」

が、今後何十年を左右する重要な決断となっているようです。

 - 大工

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